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パッシブデザインとは?鹿児島の気候風土に合わせた快適で省エネな家づくりの秘訣

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こんにちは!丸久建設の入社2年目、建築科卒の新人スタッフです。

最近、「パッシブデザイン」という言葉を耳にする機会が増えてきましたよね?

「パッシブデザイン」って、なんだかおしゃれな響きだけど、実際どういうことなのか、よくわからない…

もしかして、あなたもそう思っていませんか?

先輩社員に聞いてみたら、パッシブデザインとは、自然のエネルギーを最大限に活用して、快適な室内環境をつくる設計手法のことなんですって!

鹿児島の気候風土に合わせたパッシブデザインを取り入れることで、夏は涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適に過ごせるだけでなく、光熱費の節約にもつながるらしいんです。

この記事では、先輩社員に教えてもらいながら、パッシブデザインとは何か、その種類や効果、そして鹿児島の気候風土に合わせたパッシブデザインの活用方法まで、わかりやすく解説していきますね。

一緒にパッシブデザインについて学び、環境にも家計にも優しい、快適な住まいを実現しましょう!

目次

1. パッシブデザインってなに?

: 先輩、パッシブデザインってよく聞くんですけど、実際どういうことなんですか?

先輩: パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風、地熱などの自然エネルギーを最大限に活用して、快適な室内環境をつくる設計手法のことだよ。

: 自然エネルギーを活用するんですか? すごいですね!

先輩: そうそう。 電気などのエネルギーに頼り過ぎずに、自然の力を使って、夏は涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適に過ごせるように工夫するんだ。

: なるほど~。

先輩: パッシブデザインは、建物の断熱性や気密性を高めるだけでなく、窓の配置や大きさ、庇や軒の出などを工夫することで、より効果的に自然エネルギーを活用することができるんだ。

: そうなんですね!

2. パッシブデザインの種類

パッシブデザインには、太陽の光や熱、風、地熱など、様々な自然エネルギーを活用する方法があります。

2-1. 日射取得・日射遮蔽

太陽の光をコントロールすることで、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるように工夫します。 例えば、冬は太陽の光を室内に取り込み、暖房効果を高めます。 夏は太陽の光を遮り、室温の上昇を抑えます。 具体的には、窓の大きさや位置、庇や軒の出を工夫することで、太陽の光をコントロールします。

2-2. 昼光利用

日中の太陽光を照明として活用することで、照明エネルギーを削減します。 天窓や高窓などを設置することで、太陽光を室内に取り込み、明るい空間をつくります。

2-3. 自然風利用

夏は自然の風を室内に取り込み、涼しい空間をつくります。 冬は冷たい風の侵入を防ぎます。 窓の配置や大きさを工夫することで、自然の風を効果的に利用します。

2-4. 蓄熱

壁や床などに蓄熱性のある素材を使用することで、日中の太陽熱を蓄え、夜間に放熱することで、室温を安定させます。 コンクリートやレンガなどの蓄熱性のある素材は、日中の太陽熱を吸収し、夜間にゆっくりと放熱することで、室温の変化を緩やかにします。

3. パッシブデザインの効果

パッシブデザインを導入することで、様々な効果が期待できます。

3-1. 省エネルギー効果

冷暖房に頼り過ぎずに、自然エネルギーを活用することで、エネルギー消費量を削減し、光熱費を節約できます。

3-2. 快適性向上

夏は涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適な室内環境を実現できます。

3-3. 健康改善効果

室温を一定に保つことで、ヒートショックなどの健康リスクを低減できます。

3-4. 環境負荷低減

エネルギー消費量を削減することで、CO2排出量削減に貢献できます。

4. 鹿児島の気候風土に合わせたパッシブデザイン

鹿児島県は、温暖多湿な気候が特徴です。 夏は高温多湿で、冬は比較的温暖ですが、朝晩は冷え込むこともあります。

: 鹿児島の気候風土に合わせたパッシブデザインって、どんなものがありますか?

先輩: 鹿児島は、夏は暑くて湿気が多いから、日射遮蔽を効果的に行うことが重要だね。 庇や軒の出を深くしたり、窓に簾やグリーンカーテンを設置したりすることで、直射日光を遮り、室温の上昇を抑えることができるよ。

: なるほど~。 冬はどうすればいいんですか?

先輩: 冬は、日射取得を積極的に行うことが大切だね。 南向きの窓を大きくしたり、窓際に蓄熱性のある素材を使用したりすることで、太陽の光を室内に取り込み、暖房効果を高めることができるよ。

: そうなんですね!

先輩: それに、鹿児島は風が強い地域だから、自然風利用も効果的だよ。 窓の配置や大きさを工夫することで、自然の風を室内に取り込み、涼しい空間をつくることができるんだ。

: 勉強になります!

5. パッシブデザインのメリット・デメリット

パッシブデザインは、多くのメリットをもたらしますが、デメリットも存在します。

5-1. メリット

  • 光熱費の削減: 自然エネルギーを活用することで、冷暖房費を削減できます。
  • 快適な室内環境: 夏は涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適に過ごせます。
  • 健康: ヒートショックなどのリスクを軽減し、健康的な暮らしをサポートします。
  • 環境負荷の低減: CO2排出量を削減し、地球環境に貢献できます。

5-2. デメリット

  • 初期費用: パッシブデザインを取り入れた住宅は、初期費用が高くなる場合があります。
  • 設計の難しさ: パッシブデザインを効果的に活用するためには、専門的な知識や技術が必要です。
  • 立地条件: 日当たりや風通しなど、立地条件によっては、パッシブデザインの効果が十分に発揮されない場合があります。

6. まとめ

パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風、地熱などの自然エネルギーを最大限に活用して、快適な室内環境をつくる設計手法のことです。 パッシブデザインを導入することで、省エネルギー効果、快適性向上、健康改善効果、環境負荷低減など、様々な効果が期待できます。 鹿児島県は、温暖多湿な気候が特徴です。 夏は日射遮蔽を効果的に行い、冬は日射取得を積極的に行うことで、快適で省エネな住まいを実現することができます。

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